さんしんの日

琉球放送主催の第25回「さんしんの日」のイベントがありました。
中国から琉球に伝来して以来数世紀、民衆の生活に根差した民謡や格調高い
宮廷音楽、近年に至っては新民謡と呼ばれる創作民謡、琉球音階を駆使した
オキナワンポップスなど琉球音楽は独特の響を持つさんしんと共に隆盛を
極めている。

3月4日を語呂合わせで「さんしんの日」として毎年盛大に祝典を催しているが、
三線を日々つま弾いている者として、初めて参加してみた。

午後12時の時報のC(ドの音)を合図に「かじゃでぃ風節」の演奏が舞踊と共に
厳かに始まる。壇上と会場はもとより、沖縄各地、本土の民謡団体、ハワイ、
ブラジル、ヨーロッパはフランス、イギリスなどのさんしんの仲間たちによる
演奏が一斉に世界中に鳴り響くのだ。

壇上の斉唱は「特牛節(くてぃぶし)」と続き、時報毎の合間は前川守賢、ルーシー、
よなは徹などの若手演奏家、古典音楽、宮古民謡、八重山民謡の大家による演奏で
楽しませる。八重山民謡はわが大哲会の大工哲弘・苗子夫妻、伊藤幸太会長、屋嘉部
充さんにより、まず、しっとりと「安里屋節」、次に賑やかに「六調節」、最後は
幸太会長が「月ぬ真昼間節」を朗々と聞かせました。そのあと、宮良康正氏により
「与那国ションカネー」と「こいなゆんた」が披露されました。

時報毎の演奏は、第一部から第三部まで延々12時~18時まで9回も続くのですが、
その間は余興、三線が当たるお楽しみ抽選もあり、三線を堪能した一日でした。

ペーチン